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平成29年度募集案内パンフレット[:約] 気象庁 | 気象大学校学生採用試験のお知らせ

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Academic year: 2018

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(1)

守ります 人と自然とこの地球 気象庁

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Meteorological College

気象大学校

気 象 庁

〒100-8122

東京都千代田区大手町1-3-4

TEL 03-3212-8341(代)

URL http://www.jma.go.jp

〒277-0852

千葉県柏市旭町7-4-81

TEL 04-7144-7185(代)

URL http://www.mc-jma.go.jp

e-mail mc_web@mc-jma.go.jp

(2)

CONTENTS

気象大学校       P1

カリキュラム       P2

授業風景       P3

学校生活       P4∼P5

学校公開       P6

卒業後の活躍       P7

卒業生より      P8∼P10

F A Q       P11

沿革・組織      P12

(3)

①第一校舎

④第二校舎

②智明寮(寄宿舎)

③図書館

キャンパス

気象大学校は、気象庁の中核となる職員を養成するための気象庁

の研修機関です。

気象大学校

国家公務員気象大学校学生採用試験によって採用された学生は、気象業務の基盤となる地球科学、

基礎学術、一般教養に加えて、防災行政などの知識・技術の教育を受けます。

卒業後は、将来の幹部職員候補として気象業務の第一線で活躍することが期待されています。

About Us

 ・気象業務に直結した教育

 ・現場での実習

 ・少人数制による教育

教育の特徴

(4)

Curriculum

学年 1 年 2 年 3 年 4 年

2

特修 課程

授業は、気象業務の基盤となる一般教養、基礎学術、気象学などの

専門からなる「教育課程」と、防災行政や実習などを中心とした「特

修課程」からなります。

気象庁業務への知識を深め、防災行政分野の知識を幅広く習得します。 気象庁内外で活躍中の講師による講義、

職場実習など気象庁で働くための実践的な授業です。

教育 課程

教育課程は教養、基礎、専門の 3 系列で構成されています。

本校の特色は、専門系列の気象、地震火山、地球科学等の分野において、 業務に密接に関連した専門的な教育が行われているところです。

学年

1 年 2 年 3 年 4 年

気象業務概論 情報リテラシー 気象台実習 地上気象観測実習

気象防災概論 気象台実習 地震火山観測実習

防災行政論 気象庁本庁職場実習

気 象 業 務 論 、防 災 社 会 学 、 コミュニケーション演習、防災 気象業務演習、防災機関見学、 地方気象台職場実習

気象学概論 気象基礎演習Ⅰ 地震火山学概論

英語 A・B 英語 C 英語 D 英語 E

気象基礎演習Ⅱ 気象力学Ⅰ 大気物理学Ⅰ・Ⅱ

メソ気象学Ⅱ 気象解析予測論Ⅱ 気象学演習、火山学 地震学演習、卒業研究 気象力学Ⅱ、大気物理学Ⅲ、気象観測

ネットワーク、地球物理学実験、総観気象 学、メソ気象学Ⅰ、気象解析予測論Ⅰ、 地震学Ⅰ、気候システムⅠ、海洋物理学 情報通信、

数値モデル入門 物理数学 A ∼ C、振動波動論、電磁気

学、流体力学、弾性体力学、物理学実 験、化学実験、数理統計学、データ解 析、化学通論

微分積分学Ⅰ・Ⅱ、線形代数学、 力学、力学演習、熱学Ⅰ、情報処 理演習Ⅰ

固体地球科学入門

科学史、哲学、論理学、法学、社会学、外国語(中国語か仏語) 心理学、文学、地理学、政治学、経済学、公共経営学

地球電磁気学、地球化学、データ同化、地震学Ⅱ、気候システムⅡ、数値予報論 電子工学、情報科学実験、情報処理演習Ⅲ、データ解析演習、 データベース技法

数学演習、物理学演習、物理数学 D、熱学Ⅱ、物理学特論、 情報処理演習Ⅱ

カリキュラム

教育方針

教育課程

将来の気象庁の中核職員として職務遂行に必要な素養を培う。

気象業務に関する技術開発や企画・指導に寄与しうる能力を養う。

※教育課程は大学設置基準に沿っていますので、卒業生には学士(理学)の学位が授与されます。

特修課程

教育を支える教官 ◆専任教官 25 名 ◆非常勤講師 13 名

教養

人文科学、社会科学、 外国語

Meteorological College

基礎

数学、物理学 化学、情報科学

専門

気象学、地震・火山学、 海洋学、セミナーなど

防災行政に関する科目、 業務演習、観測実習 など

(5)

授業形態は、講義が主体となりますが、それ以外にも様々な実験や

演習、さらには出張による観測実習等があります。気象庁の天気予

報等の職場で実習をすることもあります。

Classes

気象庁本庁職場実習 化学実験

地上気象観測実習

流体実験

地球物理学実験

火山観測実習 授業の様子

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(6)

4

年間を通じて様々な行事があり、中には学生が主体的に運営する

行事もあります。日常生活は寮生活を基本とし、規則正しい生活と

チームワークを身に着けます。

年間 行事

入学式 前期授業開始 春季体育祭

1年生気象庁本庁授業

1年生地上気象観測実習・地方気象台授業 2年生地震火山観測実習・研究機関授業 3年生気象庁本庁職場実習

4年生地方気象台職場実習 オープンキャンパス 前期末試験

後期授業開始 学校祭(紫雲祭)

後期末試験、4年生卒業研究発表 卒業式

4 月 5 月 6 月 7 ∼ 8 月

9 月 10 月 11 月 2 月 3 月

授業 昼食、休憩 授業 課外授業 8:30∼12:00

12:00∼13:00 13:00∼16:30 16:30∼17:15

学校生活

Meteorological College

入学式 入学式 入学式

卒業研究ポスター発表

食堂 体育祭

体育祭 体育祭

卒業式

一日の生活

5 国土交通省共済組合員として、医療・年金制度

等の保障があります。

体育会系・文化系のサークルがあります。 野球部、サッカー部、テニス部、陸上部、 天気の会、軽音楽部、リコーダーアンサンブ ル部、星をみる会等

校舎から徒歩 1 分。気象大学校の敷地内にあります。

保 険

卒業時には独立行政法人大学改革支援・学位授 与機構より学士(理学)の学位が授与されます。

学 位

入学金、授業料は必要ありません。但し、教科書 代、食費等は自己負担です。

授 業 料

入学により、気象庁職員(国家公務員)として採用されます。給与(毎月約14万円)の他、諸手当(地域手当、年2回 の期末勤勉手当(いわゆるボーナス等)が支給されます。

給 与

一般の国家公務員と同様、1年に20日の年次休 暇、特別休暇(夏季休暇、忌引等)があります。

休 暇

食堂、自炊施設、浴室、トイレ、洗濯乾燥機室、談話 室等があります。

上級生と下級生の 2 人 1 部屋です。各部屋には冷暖 房機、2 段ベッド、ロッカー等が備え付けられています。 年に2回部屋替えを行います。

原則として全員入寮です。申請により、自宅やアパー トから通うこともできます。

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【寮生活】

【課外活動】

【待遇】

サッカー部

独立したエリアに部屋、浴室、トイレ、洗濯室があり ます。

リコーダーアンサンブル部

(7)

4

年間を通じて様々な行事があり、中には学生が主体的に運営する

行事もあります。日常生活は寮生活を基本とし、規則正しい生活と

チームワークを身に着けます。

年間 行事

入学式 前期授業開始 春季体育祭

1年生気象庁本庁授業

1年生地上気象観測実習・地方気象台授業 2年生地震火山観測実習・研究機関授業 3年生気象庁本庁職場実習

4年生地方気象台職場実習 オープンキャンパス 前期末試験

後期授業開始 学校祭(紫雲祭)

後期末試験、4年生卒業研究発表 卒業式

4 月 5 月 6 月 7 ∼ 8 月

9 月 10 月 11 月 2 月 3 月

授業 昼食、休憩 授業 課外授業 8:30∼12:00

12:00∼13:00 13:00∼16:30 16:30∼17:15

学校生活

入学式 入学式 入学式

卒業研究ポスター発表

食堂 体育祭

体育祭 体育祭

卒業式

一日の生活

School Life

5 国土交通省共済組合員として、医療・年金制度

等の保障があります。

体育会系・文化系のサークルがあります。 野球部、サッカー部、テニス部、陸上部、 天気の会、軽音楽部、リコーダーアンサンブ ル部、星をみる会等

校舎から徒歩 1 分。気象大学校の敷地内にあります。

保 険

卒業時には独立行政法人大学改革支援・学位授 与機構より学士(理学)の学位が授与されます。

学 位

入学金、授業料は必要ありません。但し、教科書 代、食費等は自己負担です。

授 業 料

入学により、気象庁職員(国家公務員)として採用されます。給与(毎月約14万円)の他、諸手当(地域手当、年2回 の期末勤勉手当(いわゆるボーナス等)が支給されます。

給 与

一般の国家公務員と同様、1年に20日の年次休 暇、特別休暇(夏季休暇、忌引等)があります。

休 暇

食堂、自炊施設、浴室、トイレ、洗濯乾燥機室、談話 室等があります。

上級生と下級生の 2 人 1 部屋です。各部屋には冷暖 房機、2 段ベッド、ロッカー等が備え付けられています。 年に2回部屋替えを行います。

原則として全員入寮です。申請により、自宅やアパー トから通うこともできます。

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【寮生活】

【課外活動】

【待遇】

サッカー部

独立したエリアに部屋、浴室、トイレ、洗濯室があり ます。

リコーダーアンサンブル部

(8)

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6

毎年8月の上旬には、気象大学校に興味を持っている学生さんや

そのご家族に、気象大学校を紹介するオープンキャンパスを実施

しています。また11月には紫雲祭という学園祭も行っています。

学校公開

Meteorological College

Public Events

卒 業 生 は、気 象 庁 本 庁 を 始 め 全 国 各 地 の 官 署 に 配 属されます。

様々な分野でキャリアを積んだ後には、気象庁本庁等の幹部職員

として活躍することが期待されています。

卒業後の活躍

7

模擬授業 寮見学 個別面談

会場入口

展示コーナー

溶岩流の実験

予報現業(気象庁本庁)







地上気象観測(南極)

地震現業(気象庁本庁) 気象大学校で4年間学んだ後は、いよいよ気象庁の現場での

勤務です。気象庁の勤務先は、北は稚内から南の石垣島まで全 ての都道府県にあります。そのため、多くの卒業生は各地方気 象台等に配属され、気象、地震・火山、海洋等の観測、予報、防 災、調査、技術開発等を行います。その後、本庁、管区気象台等 で企画立案、調査研究など、あるいは各省庁や自治体との協議・ 調整業務を行いながら、ステップアップしていきます。また、世 界気象機関(WMO)、南極観測隊、他省庁や自治体に出向して 活躍している卒業生もいます。なお、卒業後に人事院の制度等 を利用することにより、海外への留学の道も開かれています。

主な勤務地

気象大学校を希望する生徒や父兄の方を対象に模擬授業・実験体験・個別相談・寮見学などを行います。 定員制で予約が必要です。気象大学校ホームページからお申し込みください。

オープンキャンパス (8 月上旬)

クラブ活動の紹介、実験、模擬店などを行います。予約の必要はありません。 誰でも参加できますので、お気軽にお越しください。

学校祭(紫雲祭) (11 月頃)

自然災害から国民の安全安心を守る防災気象情報の的確な提供

気象庁での主な仕事

(9)

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6

毎年8月の上旬には、気象大学校に興味を持っている学生さんや

そのご家族に、気象大学校を紹介するオープンキャンパスを実施

しています。また11月には紫雲祭という学園祭も行っています。

学校公開 卒 業 生 は、気 象 庁 本 庁 を 始 め 全 国 各 地 の 官 署 に 配 属されます。

様々な分野でキャリアを積んだ後には、気象庁本庁等の幹部職員

として活躍することが期待されています。

卒業後の活躍

After Graduation

7

模擬授業 寮見学 個別面談

会場入口

展示コーナー

溶岩流の実験

予報現業(気象庁本庁)







地上気象観測(南極)

地震現業(気象庁本庁) 気象大学校で4年間学んだ後は、いよいよ気象庁の現場での

勤務です。気象庁の勤務先は、北は稚内から南の石垣島まで全 ての都道府県にあります。そのため、多くの卒業生は各地方気 象台等に配属され、気象、地震・火山、海洋等の観測、予報、防 災、調査、技術開発等を行います。その後、本庁、管区気象台等 で企画立案、調査研究など、あるいは各省庁や自治体との協議・ 調整業務を行いながら、ステップアップしていきます。また、世 界気象機関(WMO)、南極観測隊、他省庁や自治体に出向して 活躍している卒業生もいます。なお、卒業後に人事院の制度等 を利用することにより、海外への留学の道も開かれています。

主な勤務地

気象大学校を希望する生徒や父兄の方を対象に模擬授業・実験体験・個別相談・寮見学などを行います。 定員制で予約が必要です。気象大学校ホームページからお申し込みください。

オープンキャンパス (8 月上旬)

クラブ活動の紹介、実験、模擬店などを行います。予約の必要はありません。 誰でも参加できますので、お気軽にお越しください。

学校祭(紫雲祭) (11 月頃)

自然災害から国民の安全安心を守る防災気象情報の的確な提供

気象庁での主な仕事

(10)

Meteorological College

卒業研究ポスター発表 卒業式

9 8

現在、気象庁の様々な部署・官署で活躍している9名の卒業生か

ら、気象大学校に興味を持っている学生さんに向けたメッセージ

卒業生より です。

現在、観測部観測課で気象レーダーやアメダス、高層などの気象観測業務に従事しています。様々な観 測施設を山岳や島々を含め全国津々浦々に展開し、信頼性の高い観測データを日夜途切れることなく ユーザーに届けることが任務です。

大学校を卒業後、気象台の観測・予報の現場で警報発表に携わり、人々の生活や時に命に係わる気象情 報の重要性と発表する責任の大きさを実感しました。また、自然現象を捉え予測することの難しさも感 じました。本庁に異動後は長く気象レーダーの整備に携り、厳しい環境でのレーダー整備やドップラー レーダーの導入などに苦労もしましたが、その成果が観測や情報発表の高度化に直結し、やりがいも感 じています。

気象大学校との出会いはいまや昔、高三の部活帰りに立ち寄った駅前の小さな書店。偶々手にした大学 案内でした。国家公務員となり仕送りなしに 4 年間の勉学ができること。大変魅力的に感じた覚えがあ ります。出会いは偶然でしたが、大学校を入り口に気象庁人生を歩んできたことを幸いに思っていま す。気象行政に志のある方は勿論、いま気象大学校に興味、魅力を感じている皆さん、是非とも一歩を踏 み入れ、将来の気象人として人生を歩み始めてください。

(平成 29 年 4 月現在 気象庁観測部計画課長)

将来の気象人を目指してほしい

気象庁観測部観測課長

木俣 昌久

昭和 60 年卒業

私は、高校2年の時に、担任の先生から気象大学校のことを教えていただきました。大学時代から経済 的に自立できること、就職活動をしなくてよいこと、好きだった物理が仕事につながることが魅力で受 験しました。

最初の赴任地は稚内地方気象台で、観測を担当しました。その後はずっと東京です。周囲の理解と協 力のおかげで、子供二人を抱える兼業主婦を何とか続け、気象統計、数値予報、週間予報、天気相談、民 間気象業務振興などの業務を経験しました。現在は、予報官が予報を作成・発信するためのシステムの ソフトウェア開発を担当しています。

気象大学校の学生は少人数ですが、個性の光る人が多く、学生時代はいろんな意味で刺激を受けまし た。卒業生は、原則として気象庁の職場で働き続けますので、同級生や先輩・後輩、恩師 (!) と一緒に仕事 をする機会もあります。話がしやすいと仕事がはかどり、助かります。

気象大学校のありがたさは、学生時代だけでなく、その後もずっと続きます。気象庁で働いてみたいな・

・・と思ったら、是非、受験してみてください。一緒に働ける日を待ってます。

気大の恩恵は今でも続いています

気象庁予報部予報課 量的予報管理官

山本 佳緒里

平成3年卒業

卒業後に本庁に配属されてからこれまで、気候情報の利活用促進業務に従事しています。気象庁という と防災情報や日々の天気予報を発表している印象が強いかもしれませんが、様々な産業界における気 象データの利活用促進にも取り組んでいます。季節予報などの気候データは活用場面がまだまだ限ら れているものの、近年のビッグデータの活用技術等の進展により、活用の広がりを見せる可能性を秘め ています。そのような中で各種産業団体の方々と対話を重ねたり、ホームページを充実させたりするこ とで気候データ活用のきっかけを作れることに大きなやりがいを感じています。

気象大学校は気象に関する講義が充実しており、豊富な気象業務の経験をもつ教授陣から業務に直結 する専門的な知識を幅広く学ぶことができました。また、学生が少ないことから、先輩・後輩のみなと 深く関わる機会があり、さまざまな視点に触れることができました。これらの気象大学校での経験を通 じて、物事を広い視野で捉えて業務を行うことができていると感じています。後輩のみなさんと一緒に 働けるのを楽しみに待っています。

(平成 29 年 4 月現在 気象庁地球環境・海洋部海洋気象課海洋気象情報室技官)

物事を広い視野で捉えて仕事してほしい

気象庁地球環境・海洋部 気候情報課

気候リスク管理技術係員

比良 咲絵

平成 26 年卒業

私は 城県つくば市にある気象庁気象研究所に研究官として勤務しています。気象研究所には気象大 学校の卒業生が多く在籍しており、集中豪雨、気候変動、地球環境、気象観測、地震、津波、火山などのさ まざまな研究を行っています。

私の所属する台風研究部では、スーパーコンピュータを用いた台風のシミュレーションや台風の観測 データの解析などを行っています。「研究」という仕事は、個々人の発想、アイデア、能力に大きく依存す る一方、他の研究機関や大学、海外の気象局との連携も密接で、研究プロジェクトや共同研究に参加す る機会も多くあります。

気象大学校卒業後、国際的な仕事に関心を持った私は、気象庁に在籍しながら米国マイアミ大学へ2年 間留学し、より深い台風の専門知識と語学力を身に付けました。帰国後は東北大学で博士号を取得し、 英国にある気象機関で客員研究員として研究を行ったり、国際機関の専門委員会の委員を務めたりす るなど仕事の場を広げました。

気象は自然を相手にした学問で、時に想像を超すような現象が起ります。だからこそ国民からの 期待も大きく、非常に責任のある仕事だと思っています。一方、複雑な現象の原因やメカニズム が解明できたときの感覚は何とも言えない感動があります。受験生のみなさん、あなたも自分の 研究成果が天気予報を通じて全国、世界へと発信されるという醍醐味を味わってみませんか?

研究の醍醐味を味わってみませんか?

気象研究所

台風研究部第一研究室 主任研究官

山口 宗彦

平成 14 年卒業

気象大学校は今の私の基盤です

卒業後、地方気象台や管区気象台で気象観測、レーダー観測業務に従事するとともに、地元特有の気象現 象について調査・解析を行ったことは、その後の仕事にとても役立っています。

その後、気象庁本庁へ異動し、1か月予報等の発表業務を担当した後、長官秘書、内閣府(防災担当)への 出向、防災・危機管理、航空気象に関する企画・調整業務等を経て、現在は北海道内を管轄する管区気象 台で業務課長をしています。

管区気象台業務課は本庁と地方気象台との間に立ち、気象庁が実施している各種の業務が円滑に進むよ う、庁内外の関係者との調整を行っています。このためには、気象、地震火山、地球環境・海洋の幅広い知 識が必要です。卒業生は、学生時代に気象庁の業務に関する幅広い知識を学ぶことから、技術開発業務ば かりでなく、調整業務などにも数多く配属されており、気象庁の業務がバランス良く遂行されるために、重要 な役割を果たしています。

気象庁の業務の多くは、国民の生命・財産を守ることに直結しており、責任は重大です。この責任の一端を 担う今になって振り返ると、気象大学校で学んだ4年間が私の基盤となっていることは言うまでもありませ ん。このメッセージを読んだ方が、気象大学校を目指し、卒業後に一緒に働けるようになることを期待して います。 (平成 29 年 4 月現在 気象庁予報部業務課課長補佐)

札幌管区気象台業務課長

西潟 政宣

平成 6 年卒業

卒業後の赴任地は航空測候所でした。当時はテレタイプ・無線 FAX の時代で、地上から高層まで全て手書 きの天気図、資料・情報も運航管理者へ直接手渡しで提供していました。次に本庁数値予報課で航空事業 者向け資料を作成するプログラミング、予報作業システムのコンピューター化を進める企画・整備・業者対 応等を経験しました。急激に進歩する情報通信技術の活用対応とともに、理論・計算では対処できない、各 種手作業、利用者・業者・職場内の様々な人との対応経験は、今でも大きな財産です。

その後、長官秘書、企画係長、予報部業務課で、時には出向して自治体職員の立場で、国・関係機関・報道・ 住民そして職員と直接対応し、今も管区気象台で地域の皆様への情報改善に努めています。

社会からの期待・要請は益々高まる中、気象庁は社会との様々な連携を進め、常に最先端技術を駆使した、 より有効な情報提供を目指していきます。AI 等の新技術導入にも果敢に挑むでしょうが、基本は「人」の「知 識・経験」と「絆」です。気象大学校は、地球変化を総合的に捉え、社会を的確に支援するために必須の知識 習得と、実習・寮生活等を通じた濃密な人との関わりを経験できる唯一の学校です。将来の日本・世界に貢 献したいと思っている意欲的な皆様の入校を心からお待ちしております。

(平成 29 年 4 月現在 気象庁地球環境・海洋部長)

気象業務は人の知識・経験と絆!

仙台管区気象台長

田中 省吾

昭和 57 年卒業

(11)

卒業研究ポスター発表 卒業式

9 8

現在、気象庁の様々な部署・官署で活躍している9名の卒業生か

ら、気象大学校に興味を持っている学生さんに向けたメッセージ

卒業生より です。

Messages from Graduates

現在、観測部観測課で気象レーダーやアメダス、高層などの気象観測業務に従事しています。様々な観 測施設を山岳や島々を含め全国津々浦々に展開し、信頼性の高い観測データを日夜途切れることなく ユーザーに届けることが任務です。

大学校を卒業後、気象台の観測・予報の現場で警報発表に携わり、人々の生活や時に命に係わる気象情 報の重要性と発表する責任の大きさを実感しました。また、自然現象を捉え予測することの難しさも感 じました。本庁に異動後は長く気象レーダーの整備に携り、厳しい環境でのレーダー整備やドップラー レーダーの導入などに苦労もしましたが、その成果が観測や情報発表の高度化に直結し、やりがいも感 じています。

気象大学校との出会いはいまや昔、高三の部活帰りに立ち寄った駅前の小さな書店。偶々手にした大学 案内でした。国家公務員となり仕送りなしに 4 年間の勉学ができること。大変魅力的に感じた覚えがあ ります。出会いは偶然でしたが、大学校を入り口に気象庁人生を歩んできたことを幸いに思っていま す。気象行政に志のある方は勿論、いま気象大学校に興味、魅力を感じている皆さん、是非とも一歩を踏 み入れ、将来の気象人として人生を歩み始めてください。

(平成 29 年 4 月現在 気象庁観測部計画課長)

将来の気象人を目指してほしい

気象庁観測部観測課長

木俣 昌久

昭和 60 年卒業

私は、高校2年の時に、担任の先生から気象大学校のことを教えていただきました。大学時代から経済 的に自立できること、就職活動をしなくてよいこと、好きだった物理が仕事につながることが魅力で受 験しました。

最初の赴任地は稚内地方気象台で、観測を担当しました。その後はずっと東京です。周囲の理解と協 力のおかげで、子供二人を抱える兼業主婦を何とか続け、気象統計、数値予報、週間予報、天気相談、民 間気象業務振興などの業務を経験しました。現在は、予報官が予報を作成・発信するためのシステムの ソフトウェア開発を担当しています。

気象大学校の学生は少人数ですが、個性の光る人が多く、学生時代はいろんな意味で刺激を受けまし た。卒業生は、原則として気象庁の職場で働き続けますので、同級生や先輩・後輩、恩師 (!) と一緒に仕事 をする機会もあります。話がしやすいと仕事がはかどり、助かります。

気象大学校のありがたさは、学生時代だけでなく、その後もずっと続きます。気象庁で働いてみたいな・

・・と思ったら、是非、受験してみてください。一緒に働ける日を待ってます。

気大の恩恵は今でも続いています

気象庁予報部予報課 量的予報管理官

山本 佳緒里

平成3年卒業

卒業後に本庁に配属されてからこれまで、気候情報の利活用促進業務に従事しています。気象庁という と防災情報や日々の天気予報を発表している印象が強いかもしれませんが、様々な産業界における気 象データの利活用促進にも取り組んでいます。季節予報などの気候データは活用場面がまだまだ限ら れているものの、近年のビッグデータの活用技術等の進展により、活用の広がりを見せる可能性を秘め ています。そのような中で各種産業団体の方々と対話を重ねたり、ホームページを充実させたりするこ とで気候データ活用のきっかけを作れることに大きなやりがいを感じています。

気象大学校は気象に関する講義が充実しており、豊富な気象業務の経験をもつ教授陣から業務に直結 する専門的な知識を幅広く学ぶことができました。また、学生が少ないことから、先輩・後輩のみなと 深く関わる機会があり、さまざまな視点に触れることができました。これらの気象大学校での経験を通 じて、物事を広い視野で捉えて業務を行うことができていると感じています。後輩のみなさんと一緒に 働けるのを楽しみに待っています。

(平成 29 年 4 月現在 気象庁地球環境・海洋部海洋気象課海洋気象情報室技官)

物事を広い視野で捉えて仕事してほしい

気象庁地球環境・海洋部 気候情報課

気候リスク管理技術係員

比良 咲絵

平成 26 年卒業

私は 城県つくば市にある気象庁気象研究所に研究官として勤務しています。気象研究所には気象大 学校の卒業生が多く在籍しており、集中豪雨、気候変動、地球環境、気象観測、地震、津波、火山などのさ まざまな研究を行っています。

私の所属する台風研究部では、スーパーコンピュータを用いた台風のシミュレーションや台風の観測 データの解析などを行っています。「研究」という仕事は、個々人の発想、アイデア、能力に大きく依存す る一方、他の研究機関や大学、海外の気象局との連携も密接で、研究プロジェクトや共同研究に参加す る機会も多くあります。

気象大学校卒業後、国際的な仕事に関心を持った私は、気象庁に在籍しながら米国マイアミ大学へ2年 間留学し、より深い台風の専門知識と語学力を身に付けました。帰国後は東北大学で博士号を取得し、 英国にある気象機関で客員研究員として研究を行ったり、国際機関の専門委員会の委員を務めたりす るなど仕事の場を広げました。

気象は自然を相手にした学問で、時に想像を超すような現象が起ります。だからこそ国民からの 期待も大きく、非常に責任のある仕事だと思っています。一方、複雑な現象の原因やメカニズム が解明できたときの感覚は何とも言えない感動があります。受験生のみなさん、あなたも自分の 研究成果が天気予報を通じて全国、世界へと発信されるという醍醐味を味わってみませんか?

研究の醍醐味を味わってみませんか?

気象研究所

台風研究部第一研究室 主任研究官

山口 宗彦

平成 14 年卒業

気象大学校は今の私の基盤です

卒業後、地方気象台や管区気象台で気象観測、レーダー観測業務に従事するとともに、地元特有の気象現 象について調査・解析を行ったことは、その後の仕事にとても役立っています。

その後、気象庁本庁へ異動し、1か月予報等の発表業務を担当した後、長官秘書、内閣府(防災担当)への 出向、防災・危機管理、航空気象に関する企画・調整業務等を経て、現在は北海道内を管轄する管区気象 台で業務課長をしています。

管区気象台業務課は本庁と地方気象台との間に立ち、気象庁が実施している各種の業務が円滑に進むよ う、庁内外の関係者との調整を行っています。このためには、気象、地震火山、地球環境・海洋の幅広い知 識が必要です。卒業生は、学生時代に気象庁の業務に関する幅広い知識を学ぶことから、技術開発業務ば かりでなく、調整業務などにも数多く配属されており、気象庁の業務がバランス良く遂行されるために、重要 な役割を果たしています。

気象庁の業務の多くは、国民の生命・財産を守ることに直結しており、責任は重大です。この責任の一端を 担う今になって振り返ると、気象大学校で学んだ4年間が私の基盤となっていることは言うまでもありませ ん。このメッセージを読んだ方が、気象大学校を目指し、卒業後に一緒に働けるようになることを期待して います。 (平成 29 年 4 月現在 気象庁予報部業務課課長補佐)

札幌管区気象台業務課長

西潟 政宣

平成 6 年卒業

卒業後の赴任地は航空測候所でした。当時はテレタイプ・無線 FAX の時代で、地上から高層まで全て手書 きの天気図、資料・情報も運航管理者へ直接手渡しで提供していました。次に本庁数値予報課で航空事業 者向け資料を作成するプログラミング、予報作業システムのコンピューター化を進める企画・整備・業者対 応等を経験しました。急激に進歩する情報通信技術の活用対応とともに、理論・計算では対処できない、各 種手作業、利用者・業者・職場内の様々な人との対応経験は、今でも大きな財産です。

その後、長官秘書、企画係長、予報部業務課で、時には出向して自治体職員の立場で、国・関係機関・報道・ 住民そして職員と直接対応し、今も管区気象台で地域の皆様への情報改善に努めています。

社会からの期待・要請は益々高まる中、気象庁は社会との様々な連携を進め、常に最先端技術を駆使した、 より有効な情報提供を目指していきます。AI 等の新技術導入にも果敢に挑むでしょうが、基本は「人」の「知 識・経験」と「絆」です。気象大学校は、地球変化を総合的に捉え、社会を的確に支援するために必須の知識 習得と、実習・寮生活等を通じた濃密な人との関わりを経験できる唯一の学校です。将来の日本・世界に貢 献したいと思っている意欲的な皆様の入校を心からお待ちしております。

(平成 29 年 4 月現在 気象庁地球環境・海洋部長)

気象業務は人の知識・経験と絆!

仙台管区気象台長

田中 省吾

昭和 57 年卒業

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10

Messages from Graduates

Meteorological College

沖縄県の宮古島地方は、発達し強い勢力を維持したままの台風がしばしば接近し、しかもじわじわと時間をか けて通過して行きます。このため、台風に伴う暴風や高波によって大きな被害を受けることがたびたびありま す。また、宮古島を含む先島諸島は、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの境界に位置し、1771 年の「明 和の八重山地震津波」のような大きな津波被害も過去にあった地域です。

私が今勤務している宮古島地方気象台では、自然災害の軽減を図るため、宮古島地方における気象や地震・津 波などについて、きめ細かな情報の発表や解説を行うとともに、地元関係機関と連携して地域の防災力向上を 図っています。

気象大学校では、地方気象台におけるこうした業務を推進するために欠かせない気象業務に関する幅広い基礎 的な知識を学ぶことができます。

気象業務は、国民からの信頼のもとで、常に最新の科学技術を駆使して的確な気象・水象・地象等に関する情 報を社会に提供する、時には感動を伴うとてもやりがいのある仕事だと思います。そして、気象大学校への入学 は、国家公務員として気象業務に従事する第一歩となります。あなたのチャレンジを期待しています。       (平成 29 年 4 月現在 松江地方気象台長)

あなたのチャレンジを期待しています

宮古島地方気象台長

宮田 洋

昭和 59 年卒業

卒業後は盛岡地方気象台に配属され、主に地上気象観測業務や予報補助作業に従事しました。その後、仙台管区気象台の 業務課に異動となり、同気象台管轄の各部署と気象庁本庁との間に立ち、幅広い分野に関わる業務の管理・調整 を行いました。現在は同気象台の観測課に勤務し、観測測器に関する保守や地方気象台への指導を実施した後、地 上気象観測業務に携わっています。

気象庁の業務といえば天気予報や警報・注意報の発表、といったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、予報 のみに限らず、観測、地震・火山、環境・海洋、通信と非常に多岐にわたる業務を行っています。また、それら各業務 を俯瞰し、統括・調整する仕事もあります。

気象大学校では各分野における専門的知識はもちろんのこと、実地研修等を通じて、それらがどう実際の業務へ活 かされているかを学ぶことができます。また、1学年約15名と規模は小さいですが、日々のサークル活動、紫雲祭(文 化祭 ) や体育祭、その他自治会行事を通じて、先生方や同期、先輩・後輩と少人数制ならではの密な関係を築くこと ができます。これらの経験は、卒業後気象庁各部署で仕事をしていくにあたり、非常に大きな糧となるはずです。 大学校生活 4 年間を通じて様々な体験をしていただき、大いにご活躍されることを心から願っています。

大学生活を通じて様々な体験を!

仙台管区気象台 気象防災部観測課技官

藤瀬 優一

平成 24 年卒業

私は卒業後、火山担当として鹿児島地方気象台に配属となり、活発な噴火活動を続けている桜島の観測や研究 を行いました。その後、気象庁地震火山部に異動となり、地震や火山の監視、システム整備、防災情報の企画・立 案などに携わりました。また、緊急地震速報の警報化等、気象業務法の改正作業にも関わりました。現在は、福 岡管区気象台の地域火山監視・警報センターで、阿蘇山や桜島など、全国的に活動の活発な九州地方の火山を 対象に、日々火山防災業務に取り組んでいます。

火山業務は、気象庁の業務の中でも、フィールドワークが多いのが特徴です。現地に観測機器を設置して火山活 動をリアルタイムで監視するとともに、定期的に火山に登って精密な調査を行うことで、火山活動の状況に異変 がないかを把握しています。緊急時には、関係機関協力のもと、ヘリコプター等に乗って火山上空から調査を行 うこともあります。今思えば、在学中にサークルで汗を流した、学生数の割に広大なグラウンドのある気象大学 校での生活は、学業だけでなく、足腰を鍛えるのにも適した環境ではなかったかと感じております。気象大学校 は少人数ながら課外活動も盛んですので、ご入学された際には、気分転換に是非とも身体を動かしてみてはい かがでしょうか。

ぜひ課外活動にも積極的な参加を!

福岡管区気象台

地域火山監視・警報センター 火山機動観測班技術専門官

菅井 明

平成 14 年卒業

(13)

よく質問される事項についてまとめてみました。

FAQ

FAQ

気象学などの特殊な知識は、入学してから勉強しますので、他の理系大学の受験と同様の勉強をしていれば、大丈 夫です。ただし、物理や数学の出題範囲は、高校3年生末までの内容です。

気象大学校の受験に必要な勉強は?

A

Q

オープンキャンパス(8月上旬)や学校祭(紫雲祭、11月頃)では、校内見学や実験、在校生と直接話をする等ができま す。この日以外に、個別に見学を希望される方は、事前にご連絡ください。

気象大学校の見学はできますか?

A

Q

採用予定者の数は、毎年15名程度です。成績上位者からの採用となりますので、最終合格しても入学できない場合 もあります。

最終合格者名簿に記載されたら、必ず入学できますか?

A

Q

年によって異なりますが、最終合格者の倍率は平成28年度は5.8倍、平成27年度は11.7倍でした。

倍率はどのくらいですか?

A

Q

気象大学校に入学した時点で、気象庁職員となります。卒業後は、各地方気象台等に配属され、そこで数年間観測・ 予報等の仕事を行ったのち、本庁や管区気象台等で技術・開発系の仕事を行う人が多数です。

卒業したら、気象庁で働くのですか?

A

Q

授業レベルは、国立大学の理系学部と同程度です。入学試験に合格した人が毎日予習復習していれば、充分授業に ついていけます。

在学中の勉強は大変ですか?

A

Q

気象庁の仕事に関する知識を全て勉強します。気象のほかに地震・火山、海洋、地球環境等です。なお、1∼2 年生のうちは、これらの基礎である数学や物理学を重点的に学びます。

気象大学校は、天気予報の勉強をするところですか?

A

Q

気象予報士の資格は、民間の方が予報するためのものです。そのため、気象庁職員が予報業務に携わる際には、資 格は必要ありません。個人的に勉強して資格を取っている人はいます。

気象予報士になれますか?

A

Q

例年、8月頃に受験申込の受付を行い、一次試験は10月下旬頃、二次試験は12月中旬頃に行っています。

試験科目や今年度の日程の詳細については、以下のホームページでも情報提供していますので、ご確認ください。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/recruit/index3.html

試験の日程について教えてください。

A

Q

(14)

12

気象大学校の歴史、気象庁の組織における位置付け、気象大学校

までのアクセスについてまとめました。

沿革・組織

Meteorological College

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History

沿 革

気象大学校 長 官

次 長

内 部 部 局 施設等機関 地方支分部局

総務部 参事官 予報部 観測部 地震火山部 地球環境・海洋部

気象研究所 気象衛星センター

高層気象台 地磁気観測所

管区気象台 沖縄気象台

地方気象台 測候所 航空測候所 航空地方気象台

気象庁 組織図

(15)

守ります 人と自然とこの地球 気象庁

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Meteorological College

気象大学校

気 象 庁

〒100-8122

東京都千代田区大手町1-3-4

TEL 03-3212-8341(代)

URL http://www.jma.go.jp

〒277-0852

千葉県柏市旭町7-4-81

TEL 04-7144-7185(代)

URL http://www.mc-jma.go.jp

e-mail mc_web@mc-jma.go.jp

参照

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